胸膜炎闘病記

胸膜炎と診断されてからの日記

隔離病室 2日目

12/29(木)

6時起床となっているが、特に音楽が鳴ったりするわけではない。一度起きたが、二度寝してしまい、6:40くらいに血圧などを測りに来た看護師さんに起こされた。

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入院するということ

看護師さんにチェックされたのは、以下。朝昼晩の三回チェックするみたいだ。

  • 血圧
  • 血中酸素濃度
  • 体温
  • 聴診

どれも問題なかった。血中酸素濃度は、15年前の入院時にはなかったであろうパルスオキシメーターでの測定。初めて実物を見たが、これをすごく簡易にしたのが、スマートウォッチの脈拍センサーなのかな。体温計や聴診器は「感染」のラベルを貼ったものが部屋に備え付けてある。

入院したからといって、医師がつきっきりで診てくれるわけではない。入院して安静にする必要がある場合は仕方ないが、医師の診療も特別な検査も何もなく一日が過ぎると、家に帰ってもよかったんじゃないかと思ってしまう。とはいえ、少ない医師で効率良く病院をまわすためには、患者を手元に管理された状態で置いておく必要があるのだろう。日本の医療費(個人負担分)は世界と比べて、とても安いと考えれば仕方ない。出入りして変な菌を持って帰ってこられても困るのだ。

今回は「隔離」のための入院。痰を採って、点滴が済むとやることがない。暇を持て余すのは仕方がない。

スマホで新聞

家では夕刊がないという理由だけで産経新聞の購読を決めてずっと続けている。決して読みやすいわけではないがスマホでも無料で読める。入院した時くらいそれでいいかと思ったら、そのサービスは最近廃止になり、無料で読めるのは一面のみとなっていた。残念。

スマホで動画視聴

部屋にはテレビが付いていて自由に観れるのだが、特に面白い番組がない。家でも気に入ったドラマや番組を録画して見るのがほとんどなので、ここでもなかなか見る気になれない。

家ではnasneで録画している。ほとんど使わないがスマホで視聴するアプリも購入ずみ。

nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)

nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)

Bluetoothレシーバーも持ち歩いているため、不測の緊急入院時の今もここにある。

スマホの料金プランは7GB。今年も残すところあと3日で2.5GB残っていたので、とりあえず未視聴のものを観てみることにした。残念ながら二時間ほどで速度制限がかかった。

スマホで観ること自体、CMがワンクリックで飛ばせないくらいで、特に不満はなかった。問題はデータ使用量。動画を観るなら、MVNOの容量無制限SIMとかが必須だ。この期間に動画視聴サービスのお試しでも、と思っていたのだが… 残念。

高額療養費制度と生命保険の医療特約

速度制限されてしまうと、写真が添付されたメールを開くのも大変だが、テキスト中心のWebを見ることは、少しだけ忍耐があれば可能だ。

高額療養費制度とは、月単位で支払う医療費の自己負担分が限度額を越えた場合に払い戻される制度で、所得額によって異なる。どれくらい戻るか分からないが、健康保険組合の場合は申請不要だ。

加入している生命保険についても調べてみる。それほど手厚くはないが医療特約が付いているはずで調べようと思ったが、ログイン情報が手元にない。これはクラウドにでも保存しておくべきだった。いま必要なわけではないのだが… 暇なので。

恐らくは七日目を越えてからの日額給付と、病名一律の一時金だと思う。

結核の治療費は個人負担ゼロ

ネットで調べていたら、結核と診断された場合、治療費の個人負担はゼロになるらしい。調べていくと色々リアルな想像が進みメンタル的によろしくなさそうなので、適当に止めておいた。その時になったら考えよう。

妻からの差し入れ

初日にスポーツドリンクとお茶のペットボトルを持ってきてくれていたが、やっぱりコーヒーが好きなので持ってきてもらった。お茶はあんまり飲む気にならない。

シャワー室に行けないので、今治バスタオルはいらない。手拭いは便利。紙タオルが備え付けてあるので、沢山のタオルはいらない。

小腹が空くので、お菓子は嬉しいが、運動しなさすぎ。お腹が空くくらいでいいのかもしれない。歩数などを記録できるリストバンドのバッテリーがまだ残っているのだが、一日の歩数が150って。

子どもが手紙を書いてくれて、渡すの忘れたと言ってメール添付で来た。ダウンロードに時間がかかっても読んだ。感謝。