胸膜炎闘病記

胸膜炎と診断されてからの日記

クリニック 1日目

12月24日(土)

インフルエンザの予防接種を受けた時に診療証を作った近所のクリニックに行った。子どもは度々お世話になっているが、自分を診てもらうのは初めてだ。

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白い影

8:50頃、受付で熱を測るが平熱。診察では「少し異音がするから、レントゲンとってみよう」と言われた。しばらくして右肺が白く曇った結果を見せられ、「肺に水が溜まってる。ネブライザーと血液検査を」と。今日の午後は、妻の実家に子どもを連れて行く予定だった。

タバコは過去も含めて吸ったことはなく、健康診断を10カ月前くらいに受けて問題なかったこと、家族に大病を患っている者はいないことを伝えた。

個人の病歴としては15年ほど前に、耳下腺炎という病気で手術している。結果は良性の腫瘍だったのだが、切ってみないと分からないと、当時言われたのだった。これももちろん伝えた。

胸膜炎と診断

「胸膜炎。考えられる理由は、細菌、結核、癌。」

  1. CRPが2.81、炎症が起きている。つまり胸膜炎が起きている
  2. Neutが76.4、やや高めだが、細菌性とは言い切れない
  3. SCCが1.7、やや高めだが、癌性とは言い切れない

クリニックには、CTがないのでメディカルセンターに撮りに行って欲しいとのこと。12:30に予約がとれた。一旦、家に戻り同センターに向かう。

投薬

それとは別に、5日分の薬ももらった。クリニックは15:00で閉まるため、CTの結果が間に合うかは分からなかった。

もらった薬は以下の通り。

  • エピナスチン
  • ヒスタブロック
  • ロゼオール
  • アルジオキサ
  • アストマリ
  • カルボシステイン
  • アジスロマイシン

ここまで約6,000円。

胸部CTの結果

メディカルセンターの結果が13:45に出た。待ってる間、子どもに本を買った。買い忘れて探してたのがあったので。

CTの費用は約7,000円。クリニックに戻ると、やはり右胸膜炎だとのこと。

右胸膜炎として合致します
右中葉の円形無気肺疑い

「センターの報告書には怖いことも書いてあるけど、人生設計を根本から見直すようなことはないと思う」と言われた。

12/26(月)にレントゲンをもう一度撮って、投薬の効果が出ているか確認することになった。ここまで約600円。

遅くなったが妻の実家には行けた。BDレコーダーのリモコンが動作しないとのことだったが、同一メーカーのものを複数重ねていたからだ。何かの拍子にデフォルトに戻ってしまったのだろう。スマホでマニュアルを見て一台を別コードに設定。スマホは便利だ。

胸膜炎だと知る前日

12月23日(祝)

ハーフマラソンの大会に出る。前夜と朝に咳は出ていたけど、走るのに支障がないことは、毎日のジョギングでわかっている。走っている途中で倒れるのは申し訳ないので、無理はしないようにしている。

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9/25(日)と咳

9月末、2年振りくらいにハーフマラソンの大会に出た。暑い夏に練習を頑張ったわりには、初めて挑む厳しいアップダウンの疲労で、後半心が折れそうになった。予想タイムより15分ほど遅くなった結果を見てまたがっかり。それでも走後の爽快感は変わらず、景色も雰囲気もいい大会を楽しんだ。

疲労も抜け、そろそろ練習を再会しようかと思っていた矢先に風邪を引いた。咳がひどかったけど、市販薬だけで治した。治るころには、朝や夜に走るのが却って辛いくらいの寒い季節になっていた。

23日の大会の1週間くらい前から、また咳が出るようになっていた。今度は、咳以外問題なかった。いつも風邪をひくと鼻水とくしゃみがひどいのだが、それもなく、体もだるくなかった。夜の咳だけ辛かった。

12/23(祝)の結果

そして大会当日。前日は大雨で、当日の予報も雨だったが、きれいに上がっている。これは嬉しい。

前回の反省から、金哲彦の本を読み、前半飛ばさずペースを守って、余力があったら後半でペースをあげようと企てた。ペースを守ると、同じようにペースを守ろうとしている人とずっと一緒に走ることになるんだ、という新たな発見もあった。

飛ばさなかったわりには、ペースを上げる勇気がなくなるくらいには疲労していて、最後、向かい風だったこともあり、結局残り1キロくらいでようやくスパートをかけられた。思った通りのペースを保つのも楽しいが、後先考えずに走るのはとっても楽しい。

健康だと信じてた日の終わり

新宿で引き取り予定をしていた子どもへのクリスマスプレゼントを受け取り、自宅で風呂につかり、赤坂で家族とクリスマスディナーを楽しんで、早めに休んだ。翌日は、近所のクリニックに行って、喉の薬を処方してもらおうと思った。土曜は、朝早く行かないと、混んで大変なのだ。